ガストースの特徴と導入メリット
ガストースが誕生したきっかけ
ガストースは、射出成形金型から24個取コネクターのピンホール対策から誕生しました。
「成形機から出るものは全て良品」を目標に、金型構造の見直し、設計、試作、量産と現場の改善活動を重ね生まれたガス抜きピンです。
課題
24個取金型で成形した場合、成形品にピンホールが出てしまう。

ピンホールが発生する大きな原因
金型内で樹脂のガスが発生し、そのガスが原因で樹脂の流動性が悪化しピンホールが発生してしまう。
対策
スプールランナーからガスを抜く方法を考案。様々な試作を行った。
改善結果
スプールエジェクタピンにスリットを入れ、ガスベントを加えた事によって飛躍的な改善がみられた。
- 飛躍的にピンホールが消え、不良率が大幅に改善された。
- 金型内の複数個所にガスベントを入れたエジェクタピンを使用することでさらに良い結果が出た。
- 従来にくらべ低圧で充填できるようになった。
- 型締圧を下げパーティング面にバリが出ない樹脂圧での成形が可能になった。
- 成形条件の設定が簡単になった。
など、好結果を得ることができた。
ガストースの特徴
ガストースとは、エジェクタピンやコアピン等のガスベント(エアーベント)機能がついたものです。
樹脂の流動性に応じて0.005~0.05mm幅のガスベントを入れることが出来るのでどのような樹脂にも対応可能となっております。


ガストースの導入メリット
こんなお困りはありませんか?
- 複雑形状や多数個取りで不良が多い
- ショートショットが発生する
- ゲートが詰まってしまう
- 金型内に製品が残ってしまう
- ガス焼けが発生する
- 「ヒケ」「ウエルド」「シルバー」の問題が多発する

- 低圧成形が可能となりバリが小さくなる。
- キャビティ内のガスベント詰まりがすくなくなりショートショットが防げる。
- 製品のガス焼け防止になる。
- ヒケを少なくできる。
- 不良率低下による検査工数が削減。(不良率低下による原価低減)
- コアピンの破損が防げる。(メンテナンス工数削減)
- キャビティ内部のエアーベント加工を少なく出来る。(工数削減)
- パージや捨ショットが少なくできる。(材料費の節約)
- スプールランナーを細くできる。(材料費の節約)
- 不良率が改善され検査工数が削減できる。(生産性がアップ)
- 連続成形をストップさせる要因の除去。(生産性がアップ)
- 金型が汚れずメンテナンスの回数が減りメンテ工数の削減ができる。
- メンテナンスの間隔が長くなる。(メンテナンス工数削減)
- 条件幅が広がり歩留りがよくなる。(生産性がアップ)
- 生産計画の変更が少なくなる。(納期が守れる)
このように様々なメリットを得る事が可能です。
※ご利用環境により効果を充分に得られない場合がございます。 最適な導入方法、使用方法についてはお気軽にお問い合わせください。
ガストースの標準品・特注品
標準品
エジェクタピン・コアピンの標準品
左:ガストース 右:通常のエジェクタピン
スライドコアピン(特注品ガストース)
スライドコアピン
スライドコアピンのガスベント
3次元形状(特注品ガストース)
φ4
先端:球面状に窪み加工
スリット幅 0.01
段付きピン(特注品ガストース)
D=φ1.5 P=φ0.7
先端:スリット幅 0.03
角ピン(特注品ガストース)
口2
先端:スリット幅 0.03
ガストースの技術資料
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